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  • フェイスガードの買い替えどきはいつ?

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  • アメフトプレーヤーのみなさんはどのくらいのタイミングでフェイスガードを交換していますか?

    「中身の鉄が見えてきたら」とか「留め具がちょっと曲がってきたら」など基準は人それぞれあると思います。ポジションによっては買い替えを意識しない選手もいるはず。
    しかしフェイスガードは金属がむき出しになっていたり、少しでも変形していると危険が伴います。また場合によってはヘルメットが使えなくなってしまう可能性もあります。
    公式規則や消耗する理由など様々な視点から、フェイスガードについてより安全に・より長く使用できるよう考えてみましょう。

    公式規則による記載

    まずルールではフェイスガードの扱いについてどう決まっているんでしょうか?
    アメリカンフットボール公式規則には防具について以下のような記述があります。

    ・1-1-4-7 不正な装具

    「不正な装具とは、以下のものを含む。(詳細は付録Eを参照)
    a.プレーヤーが装着している、他のプレーヤーにとって危険となるもの。(以下略)」

    ・付録E 装具:詳細事項

    「不正な装具に関する詳細事項
    (中略)
    8. フェイスマスクは、プレーヤーに危険を及ぼすかもしれない欠損、めくれまたは摩耗を防ぐようにデザインされた弾力性のある物質で覆われ、端部が丸みを帯びてこわれにくい物質で製造されていなければならない。(以下略)」

    これを見ると、安全を確保した防具を使用することが求められていることがわかります。
    さらにフェイスガードについては 金属が見えていると危険な状態 であると規定されているようです。

    フェイスガードの金属部分には壊れにくい物質としてカーボンスチールやチタン・ステンレスを使用し、金属の端が尖らないよう加工されています。また弾力性のある素材で金属部分をしっかりコーティングし、安全面に十分配慮した状態で各メーカーにて生産されています。しかし日々の練習や度重なるヒットにより表面のコーティングが剥がれ、金属がむき出しになったり変形してしまうことがあります。

    金属が変形・露出したフェイスガードを使い続けることは使用者にとって危険なだけではなく、ヒットの際に相手選手の手や腕を傷つけてしまう可能性もあります。

    つまりフェイスガードの状態は安全に関わる重要なポイントなのです!

    選手のみなさんにはもちろん、監督、コーチ、保護者の方々などにもフェイスガードは使用とともに消耗するアイテムだということを知っていただくことが大切です。

    フェイスガードが消耗品である理由

    ヒットやタックルをしたときにフェイスガードが相手のヘルメットなど硬い部分にあたり表面のコーティングが剥がれます。それを繰り返していくとやがて中の金属部分が見えてきてしまいます。
    アメリカンフットボールが激しいヒットを伴うスポーツである以上、ヒットは避けられません。
    同じフェイスガードを使い続けていればタイミングに個人差はありますが、いつかは交換しなければならないときがやって来ます。
    ということはアメフトにおいてフェイスガードはずっと一つのものを使い続けるものではなく、定期的な交換・メンテナンスが必要なアイテムということ。

    つまりフェイスガードは消耗品なんです!

    フェイスガードが消耗品である理由

    フェイスガードを買い替えるタイミング

    それでは消耗品であるフェイスガードの買い替えどきはいつなんでしょうか?

    フェイスガードの交換時期は、その選手のポジションやプレーの癖、ヘルメットの使用頻度などによって大きく異なります。
    例えば週に5〜6回練習することが多い高校生や大学生ラインマンの場合だとヘルメットの使用回数・プレー中のヒット回数がともに多く、フェイスガードの消耗が早くなります。そのため買い替える頻度も多くなり、年間を通して同じフェイスガードを使用できる選手はほとんどいないと思われます。またヘルメットから強く当たる癖がある場合は、フェイスガードの消耗が早くなる可能性があります。
    逆に週に1回だけ練習する社会人チームのQB(クォーターバック)やK(キッカー)、P(パンター)などのスペシャリストはヘルメットでヒットすることが極端に少なく消耗もしづらくなります。
    その場合、買い替え頻度は低くなり何年も同じフェイスガードを使用する選手もいるでしょう。

    ヘルメットにより異なる耐久性

    フェイスガードはポジションにより消耗度合いに違いが出るだけなく、対応するヘルメットによっても形状が異なるため耐久性に違いが見られる場合があります。
    明確な基準はありませんが、例えばスピードフレックス(リデル社製)専用のフェイスガードについては上部ホルダ2箇所が額の部分ではなくこめかみの後ろあたりにあるため、他のヘルメットと比べると正面からの衝撃がフレームに伝わりやすくなっています。そのため正面から突き上げるように力が加わった場合、フレームが広がりやすいことが確認されています。
    使用しているヘルメットによりそうした違いがあることを把握して、日頃からフェイスガードの状態を確認することが重要です。少しでもフェイスガードにゆがみや違和感を感じたらそのまま使用せず、安全をチェックしてみましょう。

    まとめ

    フェイスガードについて、こうなったら必ず買い替えが必要!といった明確な基準はありません。
    しかし 表面のコーティングが剥がれて横に広がった状態で使用を継続されるとヘルメット本体に亀裂が入って使用できなくなる可能性があります。
    そうした状態は自分自身にとってケガや事故に繋がるだけでなく周囲にも危険を与えてしまいます。

    まだ使えるかな?と感じるようになった時点で買い替えを検討するのがオススメです。

    またヘルメットを使用する前にはフェイスガードだけでなく必ず各種パーツ類、ビスの締まり具合のチェックを行い、常にベストな状態で練習や試合に臨んでいただくことが安全のために大切です。
    傷んだフェイスガード01傷んだフェイスガード02
    繰り返しになりますが「フェイスガードが変形」「中身の金属が見えている」といった状態は安全とはいえませんし、ルール上でも適切ではありません。
    そうなる前に日頃の練習や試合前日などこまめにチェックを行い、金属の露出や変形が目立ってきたときはすぐに買い替えをされることを強くオススメします!

    フェイスガードはあなたの命を守るだけでなく周囲の安全を確保するための大切なアイテムです。
    常に安全な状態に保ち、安心・快適なプレーを目指しましょう!

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